基本方針

Experiment Status(実験状況)

AI Experiment Log (AIEL) では、Experiment全体が現在どの段階・状態にあるかをExperiment Statusとして記録します。

Experiment StatusはExperiment全体の段階・状態を表す分類であり、Artifactの保持・公開状態を表すArtifact Availabilityや、個々の情報の根拠状態を表すEvidence Stateとは対象が異なります。

構造化記録では、PLANNED、IN_PROGRESS、PARTIAL、COMPLETED、FAILED、TERMINATED、INVALIDATED、SUPERSEDED の状態コードを使用します。日本語の公開ページでは、主に記録メタデータの「実験状況」として、それぞれの状態を日本語で表示します。

計画中 — PLANNED

Experimentの目的や手順を準備している段階で、主要な実施にはまだ入っていない状態です。

実施中 — IN_PROGRESS

測定、操作、解析、追加確認など、現在のExperimentの範囲内で作業が続いている状態です。

一部完了 — PARTIAL

予定していた範囲の一部のみを実施・確認でき、有効な記録は残っているものの、全体を予定どおり完了していない状態です。

完了 — COMPLETED

現在のExperimentについて、予定していた実施・確認・記録が一区切りついている状態です。

「完了」は、すべての疑問が解決したことを意味しません。未解決事項を明示したまま完了する場合もあります。

失敗 — FAILED

実施したものの、予定したExperimentを成立させるために必要な結果を得られなかった状態です。失敗そのものもExperimentの記録として保持します。

中止 — TERMINATED

安全、法令、設備、費用、プライバシー、目的の消失などの理由により、Experimentを完遂する前に意図的に停止した状態です。

無効化 — INVALIDATED

後から判明した問題などにより、以前のExperiment結果を有効な結果として扱えなくなった状態です。無効化の理由と来歴を記録します。

置き換え済み — SUPERSEDED

より新しいExperimentや記録が現在の参照先となり、この記録が後継記録に置き換えられた状態です。

Experiment StatusはExperiment全体の段階・状態だけを表します。Artifactの保持・公開状態はArtifact Availability(生データ・ソースコードの保持・公開状態)を、個々の情報の根拠状態はEvidence State(証拠状態)を参照してください。